クーデターを読み終えた

クーデター―COUP (宝島社文庫)

クーデター―COUP (宝島社文庫)

家の本棚に眠っている本の中から適当に選んだのがこれだった。
いや〜面白かったね。
日本の危機管理に対する問題は、つい最近大ヒットしたドラマ「SP」でも取り上げられていたけど、この作品はただのテロ問題には留まらず、北朝鮮自衛隊原子力そして政教一致などの問題も絡んでいて更にスケールの大きな作品に仕上がっている。報道カメラマンとニュースキャスターの恋愛ドラマも見事な演出だった。364ページあたりで号泣してしまった。
ん〜、素晴らしい作品だ。俺はなんでこれを10年前に読んでいなかったんだろう。読んでいたらもっと関心を持ってニュースを見れていた筈だ。10年経った今、日本はどんな風に変わったんだろう、それとも何も変わっていないのか?
ネイチャージモンや藤岡隊長のことを面白おかしく見てたけど、もっと真剣に考えていかなきゃいけないなこれは。
とりあえず今の俺に出来る事といえば…。そうだな、とりあえず肉体改造して己の危機管理を徹底していこう。そしてもっと真剣にニュースを見よう。