本との出合い
ニートの19歳…を読んでハッとした。そういえば最近本屋で本選んでねぇ!
俺はいつも何らかの情報を元に本を選んできた。受賞作だったりベストセラーだったり映画やドラマの原作だったり誰かのおすすめだったり。そして最近はアマゾンのレビューを参考にするようになっていた。
でもずっと何かが違う気がしていた、人の意見なんてどうでもいいって…。
そんな俺にも忘れられない本との出合いがある。
あれは今から10年以上前のことだ、友達と札幌の中央図書館に行った事があった。
中央と名が付くくらいだからおそらく札幌で一番でかい図書館なんだろう、数え切れないほどの本がそこにはあった。近くを通ったから寄っただけで元々長居する気はなく、一回りしただけで帰ってきたんだけど、その時立ち読みした数冊の本の中にその本があった。
数ページ読んだだけで俺は「面白い!」と思った。できれば最後まで読んでいきたかったけどその後の用事もあり、借りることもせずにそのまま図書館を後にした。
それから数年後、そんな本のことをすっかり忘れていた俺は、ブックオフの100円コーナーで中古本を物色していた。するとそこに中央図書館で立ち読みしたあの本があるじゃないですか!
あの時の感動は今でも忘れない。本の方から俺に会いに来てくれたような気がした。速攻でレジに持っていきダッシュで帰って読み耽った。
今まで読んだ本のNo.1を訊かれた時、俺はいつもその本の名前を出していた。
その本の他人の評価なんて全然知らなかった。他人がどう評価しようと関係ない、俺にとってNo.1ならそれでいいんだって思ってた。
さっきその本をネットで検索してみたら、「本の雑誌が選ぶ30年間のベスト30」のNo.1に選ばれていたことを知った。
なんだろう…、他人の評価なんてどうでもいいって思ってたけど、なんかすっげぇ嬉しい。
ん〜、矛盾ww
久々に読んでみようかな透明人間の告白。
KHAKI DAYS : 本の雑誌が選んだこの30年間のベスト30
たけやんのちゃらんぽらん夢日記 本の雑誌が選ぶ30年間のベスト30
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